もこみち妄想「スプーン１つ２人で味見」

俳優速水もこみち（２９）とチュートリアル徳井義実（３８）が９日、司会を務めるテレビ東京系「妄想の王子様」（１２月２日スタート、月曜午後１１時５８分）の会見を都内で行った。

女性の恋の妄想をテーマにしたバラエティー。料理好きで知られる速水は「スプーン１つで（女性と）２人で味見したりとか、料理をしている後ろから、僕が『大丈夫？』と言うことを妄想している。だからいつか料理の話ができる女性の妄想を聞いて盛り上がりたい」と語った。

被災小中学生が甲子園で野球交流

東日本大震災で被災した福島県と宮城県の小中学生が９日、兵庫県西宮市の甲子園球場にそれぞれ招かれ、地元の子どもたちと交流した。

午前中は福島の中学３年生３０人が、地元西宮市の生徒４人とともに２チームを組み対戦した。福島市立蓬莱中学校の武内優君（１５）が「野球が当た り前にできることに感謝して、聖地で精いっぱいプレーすることを誓います」と選手宣誓。電光掲示板に名前が表示されアナウンスも流れる中、即席チームと思 えないチームワークを見せた。

阪神大震災を経験した西宮青年会議所などが、被災地の中学生に野球を楽しんでもらおうと企画。福島県いわき市や南相馬市などから参加した生徒の多くは、津波や原発事故で避難生活を余儀なくされており、野球部がないため個人練習しかできない生徒もいる。

永作博美がつまみ食い我慢「過酷な現場」

映画「四十九日のレシピ」（タナダユキ監督）の公開初日舞台あいさつが９日、都内で行われた。

「四十九日に大宴会を」という遺言を残して亡くなった母の願いをかなえようとする家族を描いた作品。娘を演じた永作博美（４３）は、フードコーディネーターなかしまみほさんが監修した絶品料理をつまみ食いしたことを告白した。

「おいしそうなものをたくさん、目の前に出されるんですけど、なかしまさんは多く作らないんです。食べていいか聞くと、ダメって言われる。目の前 にあっても食べられない。そういう意味で過酷な現場でした。でも…、もちろん（つまみ食いを）しました。かぼちゃの煮付けを１口食べて、分からないように 戻しておきました（笑い）」

タナダ監督も「映画をご覧になる時は、空腹で見ないようにしてください」と笑わせた。