橋下市長が辞職願提出

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は７日、木下吉信市議会議長に辞職願を提出した。

１４日の本会議で同意を得られるか諮るが、市議会は同意しない見通し。自動失職後、橋下氏は３月に想定される出直し選挙に立候補し、停滞している看板政策「大阪都構想」の推進を訴える。

木下議長は７日午後、辞職申し出を市選挙管理委員会に通知。選管は８日午前、出直し市長選の日程を決定する。３月２日告示・１６日投開票、９日告示・２３日投開票の日程から選ぶ。

橋下氏は市役所で記者団に、都構想の区割り案絞り込みに反対した公明党に関し「裏切られたことは一生忘れない」と重ねて批判した。公明、自民党、民主系の３会派は候補者を擁立しない方針。共産党は擁立に前向きだったが、市議から根強い慎重論があり協議を継続。選挙戦になるかは不透明だ。