校庭に男、灯油浴び着火 児童１人大けが

２３日午前１０時半ごろ、東京都文京区千駄木２丁目の区立汐見小学校の校庭に男が侵入し、灯油のような液体をかぶって火を付けた。男と近くにいた男児１人がやけどを負い、病院に運ばれた。男は意識不明の重体、男児は大けが。

警視庁駒込署などによると、２人は親子とみられる。男が無理心中を図った可能性もあるとみて、同署が身元や状況の確認を急いでいる。

校庭では当時、少年野球に参加する児童が集まっていた。男が男児を連れ出し、一緒に液体を浴びたとの情報もある。